Barovier&Toso はイタリアはムラーノ島で1295年に歴史が始まった家族経営のイタリアの企業であり、現在の本社は島にあるコンタリーニ宮殿の中という世界でも珍しい環境にあります。
ムラーノ島はベネチアンガラスの産地として世界的に有名な場所であり、今現在でも吹きガラスの工房で伝統的なガラス造形品がハンドメイドで製造されています。イタリアではベネチアングラスをムラーノグラスと呼んでいます。これはかつてベネチアングラスはムラーノ島だけで製造されていた歴史があるためです。
Barovier&Tosoの作品の分岐点となったのは15世紀にアンジェロ・バロビエが生み出したクリスタルと称され高い透明度を誇るソーダガラスを独自の配合をもとに作り出したことです。
このガラス製造方法は今でも熟練の職人の手技により守られています。700年以上にわたる年月が積み上げてきたデザインはモデルとして550、タイプとしては100を超えており、その組み合わせに加え仕上げ加工なども加わり5000以上の組み合わせを可能とし、単なる照明器具ではなく芸術作品として世界中のあらゆる空間を彩っています。
こういった作品は全て昔からの製法をもとに、曲げ、伸ばし、ちぎり、吹いており、この工程は不変であり変わり用はありません。
Barovier&Toso (バルビエアンドトッソ)